ボツにしようとした卦と展望

「山水蒙 上九」

この卦が出たとき、私は「負けかも」
と思った。

遠き山の前は水と草の湿原地。そんな道を
「己の学び」として進んできた人びとだったが
体力的には限界にきていた。
そこに立ちはだかったのは、体力的にも十分な
少年達。そんな彼らにかなう筈も無く人びとは
グループの長に頼るが、時はすでに遅かった。
傷ついた人びとは、再生の道を志すのであった。

もうおわかりの人もいるかもしれないが、これは
ワールドカップ女子決勝の「なでしこジャパン」
に対して立てた易である。

正直ボツにしようと思ったが、とりあえず
投稿してみた。

サッカーの事はわからないけど、なでしこ達は
4年前と同じメンバーが多かった気がする。
山水蒙は「指導者」という意味を持つ。
朦朧とした世界を見えるようにしていくという
意味から考えると、彼女達の役割は本来は
「前線から一歩引いた役割」だったのかもしれない。

対するアメリカは水雷屯(すいらいちゅん)
氷をも突き破らんとする草の芽を意味しており
今後は今よりももっと王者の力を出してくる
意味となる。

ちなみになでしこジャパンの今後について
卦をだしたところ

「天雷无妄 九四」

と出た。

「なりゆきにまかせよ。」

という卦であり

「いまのままでよい」

と言うのが爻の意味。

彼女達の身の回りの環境は大きく変わっていき
力をもった男性・女性が彼女達をサポートする。
ただし、そういった時に必要なのは「正しき判断力」である。

あのマラドーナとて、栄光のあとには黒い歴史がまっていたのだから。。。